お知らせ


これから手帳配布場所

2018年11月10日 08:35

マービーちゃんの「これから手帳」を配布しています

これから手帳の配布先はこちらから。
https://mabi-care.com/categories/33
(11月17日現在)
倉敷市ボランティアセンター 真備町川辺2271
倉敷市真備支所内支え合いセンター 真備町箭田1141−1
吉備路クリーンセンター 真備町箭田481
まきび荘 真備町市場4661
真備公民館箭田分館 真備町箭田1684
真備川辺復興プロジェクト【あるく】倉敷市真備町川辺720 川辺小学校
岡山マインドこころ 真備町箭田1679−2
神原呉服店 真備町市場46
真備House (磯の家)倉敷市阿知1丁目7−2 くらしきシティープラザ西ビル 206 
うさぎカフェ 倉敷市粒浦217-2

(「いまから手帳はこちら https://mabi-care.com/information/51

「これから手帳」は、2018 年7月7日、豪雨による被害を受けた真備町の人々が、健康をまもりながら生活を立て直していただくために、家族の基本情報・避難先での診療記録・7月7日からの日々の日記、復興支援制度チェック、各種窓口電話帳からなる健康生活・くらし再建手帳である「いまから手帳」の続編です。3ヶ月が経った頃、「カレンダーが終わってしまう。続きはないのか」という要望に応える形で作成しました。

 主な共通点と違いですが、まず、最初に、家族の方の基本的な情報のページです。名前・所属・血液型などのほか、持病や、アレルギーなど配慮が必要なこと、発災直後の支援ニーズを見える化して発信するのに役立ちます。これは「いまから」と一緒です。

 次に診療記録のページは、医療だけでなく、多様な職種による「健康相談記録」となり、手元に置いておくことで、かかりつけ医や新たに受診する時の相談に役立ちます。

 「いまから」では見開き一週間分の日記手帳が3ヶ月分でしたが、「これから」は10月から見開き1ヶ月で来年6月分までのカレンダーにその頃の体調、あった出来事、困ったことなどを書き込むように促し、ページの下部には、その時期に起こりやすい健康の注意書きが記してあります弁護士会と連携した、生活再建制度再チェック表や、知っておくと便利な制度や相談先のべんり電話帳や、自治体などのホームページのURLのQRコードをつけています。最後には、これから計画として、3年後を考えながら今できることを考えられる工夫をしました。 

 今回も、高知県立大学減災ケアラボが、有志による協力と多摩美術大学の編集デザイン協力により、この短時間でCWS Japanからの発行することができました。

 仮設住宅や地域の巡回みまもり活動とともに配布し、利用を促して頂き、家族と真備のコミュニティ再建のために情報と心の整理の助けになれば幸いです。

 この個人時系列記録は最も短かで重要なセルフケアツールです。真備の皆さんの健康的なコミュニティを取り戻せるようご協力をどうぞよろしくお願いします。



◆ 企画監修 高知県立大学減災ケアラボ 神原咲子

◆ 協力 姫路大学 宮本純子, 慶應義塾大学 山岸暁美, 東京弁護士会 岡本正

◆ 発行 CWS JAPAN 小美野剛

◆ 編集・デザイン 多摩美術大学 大橋由三子, 高谷琴美,木村太一,大谷京香,釣谷淳,畑岡治,星野弥生